私の論文
状態の意味を持つ「調子」「都合」「具合」 (意味論的と統語論的分析) ナニ ヌルハサナー H1F 0 40053 序論 日本語では意味の似ている言葉、また意味の同じ言葉を類義語と言う。日本語には、そのような類の言葉がたくさんある。類義語がたくさんあるので、日本語学者にとっては困難な問題の一つになっている。ある日本語の文章にいくつかの違う言葉が出てくるが、インドネシア語では、同じ言葉になることもある。日本語学習者にとって、これが日本語の難しさの一つである。その類義語は品詞にあり、その一つに類義語の名詞がある。 本論 1. 名詞と類義語 a. 名詞 名詞は品詞の一種で、物事 の名称を表す語である。 文章の中には主語・述語になることができる。それに、この品詞は助詞・助動詞に直接に付く。日本語の名詞は五つに区別されている。 i. 事・物の名称を表す普通名詞。 例:電車、希望、気持ち、など。 ii. 場所の名称・自己の名称を表す語という固有名詞である。 例:バンドン、田中、など。 iii. ほかの品詞に付けられなければ、抽象的な意味を表す語という形式名詞。 例:話す こと 、田中さん の です、など。 iv. 数・番号を表す数詞名詞。 例:いっぴき、二番目、など。 v. 人・物・方・所を表す代名詞。 例:この人、これ、こちら、ここ、など。 b. 類義語 類義語は言葉の形は違うが、意味はだいたい重なり合う言葉である。日本語の類義語は四つの意味関係を持ったものとして区別されている。 i. 同義語。ほとんど重なり合う関係を持ち、意味の広さがだいたい一致する関係を持ったもの。 ii. 一方が地方に含まれる関係、意味の広さがかなり違う関係を持ったもの。 iii. 両方の語がそれぞれの一部分に重なり合う関係を持ったもの。 iv. 隣接的な関係を持ったもの。 2. 「調子」と「都合」と